macOS版Chromeブラウザの言語設定は「システム環境設定」で変更できる
ども、どもども。
先日書いた Gmailにメールが届かないときは、SPFレコードをDNSに登録しよう という記事を、その道のプロの方が読んでくれて、「とても読みやすい」と言ってくれたことが嬉しい、そんなワタシです。
さてさて、このブログでも利用している Saas型CMS「MovableType.net」、その関連サービスに MovableType.netフォーム がありますが、このフォームは多言語対応が可能になっていて、日本語の他に英語と中国語(繁體中文/台湾)に対応しています。
先日、クライアントさんから「英語版のフォームを用意したい」と依頼があったのですが、作ってみるとエラーがあった際のメッセージが日本語で表示されてしまうことに気が付きました。
ちゃんと英語設定になっているのかな?と不安になり、シックス・アパート社の早瀬さんに確認すると、以下のマニュアルを教えてくれました。
MovableType.net フォームに入力時、「必須」にした項目が未記入、または未選択の場合に表示されるエラーメッセージは、フォーム作成時に設定した使用言語とは関係なく、ブラウザに設定された言語で表されます。
https://movabletype.net/support/form/alart-setting-lang-japanese.html
私はMacでChromeを使用しているので、それならとMac版Chromeの言語設定変更を検索してみたのですが、見つかった情報はどれも上手くいきません。
そんな中、以下のようなヘルプを見つけました。
Mac または Linux の場合: Chrome は、パソコンで使用しているデフォルトのシステムの言語で自動的に表示されます。
https://support.google.com/chrome/answer/173424
もしかしてMac本体の言語設定を変更するのか?…これはなかなかハードルが高い…と思っていると、タイミングよく鷹野さんのツイートを目にしました。
Spotifyで洋楽がカタカナ表記されてしまうのがイヤ。しかし、デモの都合、Macの「優先する言語」は日本語にしておきたい。
— 鷹野 雅弘 Masahiro Takano (@swwwitch) January 24, 2023
↓ ↓ ↓
システム環境設定の[言語と地域]-[アプリケーション]でアプリ、言語を指定。 pic.twitter.com/vBVE3eUhcU
これを試してみたところ、MovableType.netフォームの英語設定と中国語設定もちゃんと確認できたので、今日はその方法を残しておこうと思います。
システム環境設定で言語を変更する
まずはMacのシステム県境設定を開き、「言語と地域」を選択します。
なお、私はmacOS Montereyを使用していますが、Venturaを使用されている方は、先ほどの鷹野さんのツイートの続きを参考にしてください。
次の画面で、左下の「+」を選択し、アプリケーションを選びます。
今回使用するのはChromeなので、その言語設定を英語にします。
上記の「追加」をクリックすると、Chromeブラウザの再起動を求められます。
再起動すると以下のように言語が英語になっていて、Chromeのメニューも英語になっていることが確認できると思います。
英語版のMovableType.netフォームにアクセスしてみる
この状態で先ほどのフォームを開き、エラーを表示させると、ちゃんと英語になっていることが確認できました!
中国語(繁體中文/台湾)も試してみると、こちらもちゃんと表示されていました。
ちなみに「ちゃんと」と言っていますが、中国語(しかも繁体字)は読めません(汗
もしかして他の言語もいける?
先ほどのマニュアルに気になる表現がありました。
フォーム作成時に使用言語を日本語にして作成した場合でも、ブラウザの設定言語が日本語なら日本語、英語なら英語、中国語なら中国語、スペイン語ならスペイン語で表示されます。
スペイン語?
MovableType.netフォームの使用言語にスペイン語はないのに、それにも対応?
ブラウザの設定を変更すれば、どの言語でも行けるということか!
というわけで、Chromeの言語をアラビア語に設定変更して試してみました!
まったく読めませんが、たぶんアラビア語になってますね!(笑)
ちなみにアラビア語にすると、文字だけでなくブラウザのタブまで右から並ぶようになったのが面白かったです。
ぜひ試してみてください(笑)
という感じで、MovableType.netフォームの多言語設定を確認することができました。
その確認方法を調べていて、アプリごとの言語設定が変更できることを知ったのは良かったです。
英語と中国語以外はあまり使う機会はないかも知れませんが、知っておくと便利そうです!