映画「ラーメン食いてぇ!」を観てきた!
どもども。
先々週、MT東京のイベント参加のために東京へ行った際、映画「ラーメン食いてぇ!」を観てきました。
結論から言うと、これはもう観て大正解な映画でした!
原作は、2015年2月から3月にかけウェブ上で公開されていた漫画。
今は第1話がこちらのサイトで引き続き無料公開されているほか、Amazonで単行本・電子書籍が購入できます。
当時、この漫画を読んですっかり大ファンになったのですが、その実写版が3年の時を経て公開された、というわけです。
映画公開のことを知ったときは大興奮だったのですが、なんと上映予定に私の住む札幌がない...。公式ウェブサイトには順次公開とあるので、いずれ公開されるのかもですが、残念な気持ちでいっぱいでした。
そんな中、先々週の出張のことを思い出し、「東京で観られる!」というわけで時間を作って行ってきたのです。
行ってきたのは、新宿武蔵野館。
ここで3月3日から公開されていました。
最近は映画を見るとしても洋画が多く、邦画なんて何年ぶりだろうかという状態。
しかも、大きなシネコンに行くことばかりで、これくらいのサイズ感の映画館に行ったのはたぶん初めて。
少し大人になったような錯覚を持ちつつ、入場券を購入しました。
そしていよいよ上映開始。
ここでネタバレはできないのでYouTube上の予告動画をお楽しみください!
いや、映画観終わって2週間経ってるのに、この予告編動画を観ているだけでホロッとくるところが(汗)
年甲斐もなく鑑賞中に2度ほど泣いてしまいました...。
キャストの方々もストーリーもほんと良かった...。
妻を亡くし店を畳もうとする店主。
親友に裏切られ、生きる希望を見失う主人公。
ただ1人、広大な砂漠に取り残され死を覚悟する男。
「もう駄目だ。」と思ってしまった全ての人たちに
この映画のキャッチコピーに使われているとおりですが、主人公をはじめ、諦めかけた3人が復活していくのを観ていて、ほんと心動かされました。
特に「二人で日本一のラーメン作ろう!」のシーンは、若い2人がさまざまな心の葛藤の中で、それでもなお、互いを許し同じ目標に向かって歩み出す様がとにかく清々しいというか、ただただ応援したくなるというか、とにかく感動の一言でした。
そして清蘭店主のこの言葉。
「人より不器用で劣等感が強いからこそ、向上心が湧く」
このシーンにもグッときましたねー...。
自分も頑張ろうって、ホントそう思えるシーンでした。
漫画を読んだときもそうでしたが、これをただ「ラーメンがテーマの娯楽」としてしまうにはあまりにも惜しい。
けっして大げさなことを言いたいわけではないのだけれど、1杯のラーメンを通してこんなにも心温まるストーリーが描けるものかと。
ラーメンが好きな人はもちろん、ラーメンはそれほど好きではないという人にこそ、ぜひご覧いただきたい映画でした。
新宿武蔵野館での上映は3月30日まで。
その後、全国各地で順次公開されていくようですが、ここ札幌でもぜひ上映して欲しい。
そしてその際は、必ず観に行こうと思うのでした。
あー...、ラーメン食いてぇ!