SaCSS Special 09:Direction Specialに登壇してきました。
ども、どもども。
3月4日(土)に開催されたSaCSS Special 09:Direction Specialにスピーカーとして参加してきました。
SaCSSで登壇させていただくのは、これで3回目。
前回は2014年9月に同じくディレクションの内容で登壇していました。
その際はウェブディレクション全般に関する内容だったのですが、今回は「見積もり」にフォーカスした内容でお話してきました。
ここ数年、ディレクションに関するセミナーなどでお話させていただく機会が多かったのですが、その際にいつもご質問いただくのが見積もり方法に関するものだったんですよね。
昨年8月の2回めの参加でその見積もりに関する部分をお話したのですが、そちらが好評だったようで今回の登壇となりました。
当日は50名を超える参加者にお集まりいただきました。
募集開始から2日で定員60名のところ50名以上のお申込みがあり、その関心の高さに驚いたのですが、その分、プレッシャーも強く(汗)
参加いただく方々になにかお持ち帰りいただきたいと準備を進めました。
ウェブサイトの構築費用を見積もる時、材料費などがほぼない分、それに代わる基準となるものがないと不安になることもあると思います。
今回のセッションでは、「ウェブサイトの構築にかける時間」と「必要となる収入」から、こんな計算もできるかも、という例を出してお話してみました。
もちろんそれに限った話ではないと思いますが、基準を考える際になにか参考になればと思っています。
また、セッションの後半ではワタシが経験してきた企画提案や見積もり提出の際に失敗してしまった話や、それに対して今はどう考えているか(どう対処しているか)についても触れ、最後にはチームをまとめるディレクターの方に考えて欲しい「チームの人をリスペクトし、任せること」について少し時間をいただきました。
ワタシ自身、まだまだ勉強の身ではあるのですが、参加者の方々になにかヒントになれば良いかなと思っています。
ワタシのセッションのアンケート概要
2つめ以降のセッションほか
2つめのセッションはbit part合同会社(東京)のまーしーさんの登場です。
多種多様なCMSを扱うbit partさんはリモートワークで普段仕事をしているので、そのあたりを含めたチーム作業におけるディレクターの仕事についてお話されていました。
さまざまなツールをどのように使っているのかなど、ワタシもすごく参考になりました。
bit partと弊社(ジャクスタポジション)は、メンバーの一部が被っている(弊社社員がbit partのメンバーでもある)こともあって、これまでも参考にさせていただく機会は多かったのですが、あらためてその内容を聞いて、なるほどなるほどという感じで楽しめる内容でした。
3つめのセッションはSaCSSの主宰でもあるハムさんの登場です。
株式会社HAMWORKSの代表でありながら、第一線でバリバリと仕事をされているハムさんが制作陣とディレクターとの間にある様々なことを実体験ベースに話してくれて、これまた参考になる内容が多かったです。
ちょっと短めのセッションだったのですが、もう少しゆっくり聞きたかったかも、と思っています。
最後にハムさんがモデレーターになり、パネルディスカッションが行われました。
本編が予定より押してしまったため、やや短めにはなりましたが、公開質問&回答コーナー的な感じになり、ワタシ個人も楽しめました。
あのような場だからできる質問とかもあるでしょうし、懇親会などに参加できない方にも積極的に質問していただけるチャンスになると思います。
今回のSaCSSはディレクター向けの内容だったのですが、参加者のほとんどがディレクター職以外の方だったようです。
逆に考えると、それだけ「ディレクターがなにを考えているのか」などに興味があるのかなとも思えました。
アンケートにも「次回はもっと制作側のディレクションについて聞きたい」という話もあったので、そんな内容も良いかなと思っています。
さて、昨年は開催できずにいた私が主宰するサークル活動、「ウェブディレクション研究会(仮称)」
今年はスローペースでも開催していきたいと思います。
告知はTwitterやFacebookなどで行う予定ですが、ディレクション業務に興味のある方や同じディレクターとして他のディレクターに聞いてみたいことがある方などがいらっしゃれば、ぜひ参加してほしいと思っています。
お楽しみに!