自転車通勤するようになって思ったこと
どうもどうも。
今年、数年ぶりに自転車を購入しまして。
GW頃から通勤に利用しだしております。
ざっと往復で23〜24kmほど。
所要時間は出社時で約50分、退社時で約40分というところでしょうか。
これ、毎日続けたらそこそこな運動量な気がしています。
さて、中学生までは私も自転車キッズでして、毎日往復4kmほどを自転車通学していました。
その後、大学生になって自動車運転免許を取り、中古の自動車に乗るようになってからは自転車生活からも離れておりました。
就職した際も「坂の街 小樽」だったので自転車に乗ることも無く。
なので、およそ20年ぶりに真面目に自転車に乗ってるわけです。
運転技術はそれなりに覚えているものですが、ふと気になったことが。
いわゆる交通ルールですね。
自動車免許取得後はほぼずーっと自動車のドライバーとして自転車に乗る方達と接していたわけです。(主に道路で)
それがここへ来て立場が逆転。
そうなると色々と目につくようになってきます。
細かいことは色々あるのですが、大きく以下のようなことが特に気になりました。
- 自転車が走るのは車道左側...だけど。
- 左折専用レーンがある車道、自転車が直進したい場合は?
- 右折するときって2段階右折だよね?
で、ちょっと気になったので色々と見てみた。
このブログはそのまとめ。
まずはどこを走るのが良いのか?な問題。
例えばこんな感じの道路だと自転車も安心して走れますが、交通量が多くて、かつ車道左側の狭いところだと躊躇しますよねー。
ちなみに、私は車道左側にある白線と歩道の間を自転車が走るものと思っていたのですが、そうじゃないんですね。
車道に引かれた白線の外側、とても狭いのですが、ここを走らなきゃダメ?
自転車は、車道外側線の外側と歩道との間を通らなければならないと考えている方もいらっしゃるようですが、歩道が設けられた道路においては、車道外側線は「区画線」であり、道路交通法上の規制の効力を有する「道路標示(規制標示)」ではないため、必ずしも車道外側線の外側を通る必要はありません。
http://www.jablaw.org/cs1202/Q2
とはいえ、交通量の多い車道で、その左側を走るのもなかなか勇気のいること。
上の写真のような道路なら良いのですが、必ずしもそうとは限りませんよね。実際のところどうなんだろう?と。
そこでちょっと調べてみました。
自転車は、車道が原則、歩道は例外 - 警視庁
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/bicycle/five_rule01.htm
参照ページにもある通り、13歳未満と70歳以上の高齢者に関しては歩道の通行も問題ないようです。
あと、駐車車両がある場合なんかも歩道通行が認められてますね。
で、気になったのがこの部分。
著しく自動車の通行量が多く、かつ、車道の幅が狭いなどのために、
追越しをしようとする自動車などの接触事故の危険性がある場合
例えば上の写真のように広く通行部分が確保されている場合は良いのですが、普通の道路ではあまり見かけないように思います。
となると、街なかの道路事情を考えるとほとんどの場合で歩道通行が認められそうですよね。
あと、ちゃんと注意してみると意外に自転車通行可の歩道ってあるんじゃないかな、と。
実際、ドライバー側の気持ちとしては「危ないから歩道を走ってほしい」というのもあるんじゃないかなって思います。
ちなみに自転車通行可の標識はこちら↓
あと、実際に走ってて迷ったのはこんな道路。
この時は小学校1年生の娘と一緒にサイクリングしてたんですが、ご覧のとおり左側には歩道がありませんでした。
私1人が走るなら問題ないのですが、小学生の娘を走らせるには危険過ぎます。
なので、右側の歩道を走らせたのですが、それでも1人でってのは気が引けました。
なのでこの時は、私も一緒に右側の歩道を走ったわけです。(車道を走ると逆走になるのでかえって危険と思って)
これもどうしたらいいんだろーって思いながら走ってましたね。
正解はあるんだろうか(^^;
続いて、左折専用レーンがある道路で直進したい時はどうすればいいのか?な問題。
車道を走っていて、ある交差点に差し掛かった時。
そのレーンが左折専用だったときにふと、直進したい時はどうすればいいんだ?って思って調べてみました。
例えばこんな感じ↓
左折車通行帯のある場合と各種信号の表示
左折車通行帯のある車道において、その交差点を直進する場合は、
図のように直進車通行帯ではなく、左折車通行帯を直進するのが正しい通行方法です。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/bicycle/rule.htm
というわけで、交通ルール的には左折専用レーンを直進するってことのようですが...これもまた結構勇気が必要ですよね(^^;
ただ、この件は調べてみると色々と意見が分かれているところでもあるらしく、なかなか根深いことなんだと知りました。
「自転車は左折レーンがある交差点をいかに直進すべきか」警察に聞いてきた。(※暫定版 11.10追記あり)
左折レーン+左折矢印信号の交差点直進方法(1)
左折レーン+左折矢印信号の交差点直進方法(2)
左折レーン+左折矢印信号の交差点直進方法(3)
これはなかなか正解の意見が分かれそうな感じですが、少なくとも自分が自転車に乗るようになって、あらためて自動車のドライバーとして、このことを知っておけば、自転車との接触事故なんかも防げるだろうなって思ったのでした。
何事も片方からだけ見るのではなく他方からも、あるいは上から下から斜めから見て、多角的に考えないとですよね。